1941年、フランス生まれ。ミュゼット・アコーディオンの第一人者として知られる存在。ピアノとソルフェージュの教育を受け、9歳の時にアコーディオンと出会い、ブザンソン地方のダンスホールでセミ・プロとして活動を開始。故ジョー・プリヴァから“鋼鉄の指を持つ男”とそのプレイを賞賛され、独特の速弾きテクニックから“ターボ”の愛称で呼ばれた。欧州諸国でトップ・アコーディオン奏者として幅広い活動を行ない、日本においては雪村いづみとの共演でも有名。2010年に引退を表明し、翌2011年にラスト・レコーディング・アルバム『私の心はアコーディオン』をリリース。