ミニ・レビュー
バロックとモーツァルト父子のアンソロジー。どれも平均的水準以上の演奏で、まずは上質の名曲集でありクラシック愛好家にとってBGMには最適のアルバム。トゥールーズ室内管は明朗で外向的、溌刺としたアンサンブル。淀みのない音楽づくりは初夏に相応しい。
収録曲
01アダージョ ト短調―弦楽合奏とオルガンのための (アルビノーニ)
023声のカノン ニ長調 (パッヘルベル)
03合奏協奏曲ト短調op.6―8「クリスマス・コンチェルト」 (コレッリ)
04同ト長調op.6―1 (ヘンデル)
05おもちゃの交響曲ハ長調 (L.モーツァルト)
06セレナード第13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 (モーツァルト)
演奏
(1)〜(3)(6)ルイ・オーリアコンブ,(4)(5)ジョルジュ・アルマン指揮 トゥールーズ室内管弦楽団