ミニ・レビュー
キーシンの1987年5月来日時のライヴ。ラフマニノフやプロコフィエフが若者らしい力強い演奏である一方、ショパンのノクターンやリストは繊細な味わいが深く追求された好演。アンコールとして弾かれた日本のメロディのなかでは、素朴で温かな音色が印象的。
収録曲
01リラの花 (ラフマニノフ)
02音の絵画op.39-5 (ラフマニノフ)
03音の絵画op.39-1 (ラフマニノフ)
04ピアノ・ソナタ第6番イ長調op.82 (プロコフィエフ)
053つの演奏会用練習曲〜ヘ短調「軽やかさ」 (リスト)
062つの演奏会用練習曲〜変ニ長調「森のささやき」 (リスト)
07夜想曲第10番変イ長調op.32-2 (ショパン)
08ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 (ショパン)
09マズルカ ホ短調op.25 (スクリャービン)
10練習曲嬰ハ短調op.42-5 (スクリャービン)
11夏は来ぬ
12灯台守
13うさぎ