ミニ・レビュー
バロック、古典派音楽のスペシャリスト、メゾ・ソプラノのバルバラ・シュリックが、モーツァルトの歌曲34曲のなかから、限りなく柔らかい雰囲気で、18曲歌っている。またフォルテピアノが伴奏に使われて、最後にピアノ・ソナタを収録という構成も素敵。
収録曲
モーツァルト:
01すみれK.476
02ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時K.520
03涙しつつわが道に立ちK.390 (340c)
04おいで、いとしのツィターよK.351 (367b)
05夕べの想いK.523
06鳥たちよ、毎年K.307 (284d)
07さびしく暗い森でK.308 (295b)
08ひめごとK.518
09いかに私は不幸なことかK.147 (125g)
10春K.597
11魔術師K.472
12カンツォネッタ「落ち着きはらってほほえみながら」K.152 (210a)
13小さな紡ぎ娘K.531
14満足K.473
15同K.349 (367a)
16小さなフリードリヒの誕生日K.529
17春への憧れK.596
18孤独に寄すK.391 (340b)
19ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K.332 (300k)
演奏
バルバラ・シュリック(MS) ティニ・マトウ(HF)