ミニ・レビュー
バードやブル、ファーナビーといったエリザベス王朝時代を代表する作曲家たちの作品が収められた曲集。「エリザベス女王の…」と呼ばれることもある。4種類の鍵盤楽器を使い分け、原曲の息遣いを忠実に伝えようとするホグウッドの演奏がすばらしい。
収録曲
[Disc 1]
01ファンタジア (ファーナビー)
02陰鬱なパヴァーヌ (同)〜僕の受けた悲しみを (作者不詳)
03アルマンド (同)〜アイルランドのダンプ (同)〜ウォトキンズ・エール (同)〜ジーグ (バード)
04木々は緑 (イングロット)
05ジュリオ・ロマーノのアマリッリ (フィリップス)
06ガリアルダ・パッサメッツォ (同)
07アルマンド (ピーアソン)〜桜草 (同)〜落ち葉 (同)
08タワー・ヒル (ファーナビー)〜マスク (同)〜玩具 (同)
09パヴァーヌ (フィリップス)
10ガイヤルド (同)
11ロビン (マンデイ)
12ノエル氏のガリヤルド (作者不詳)
13ファーナビーの夢 (ファーナビー)〜彼の安らぎ (同)〜ファーナビーの自惚れ (同)〜彼のユーモア (同)
[Disc 2]
01ジョンが来て私にキスを (バード)
02女王のアルマンド (同)
03イン・ノミネ (ブル)
04ファンタジア (同)
05パヴァーナ・パジェット (フィリップス)〜ガイヤルド (同)
06喜びのパヴァーナ (ジョンソン/バード)〜ガイヤルド (同)
07ヴォルタ (バード)〜アルマンド (同)〜ウルジーズ・ワイルド (同)〜カリーノ・カストゥラメ (同)〜ヴォルタ (同)
08クレメント・コットンのパヴァーヌ (ティスドール)
09別れの辛さ (ファーナビー)
演奏
クリストファー・ホグウッド(og,hc,スピネット,ヴァージナル)