ミニ・レビュー
歴史のうえではニューオリンズを発祥の地とするジャズがシカゴに受け継がれ、ここで多くの白人ミュージシャンを生んだとされる。1920年代後半、アメリカがただれた時代の香りを放っていたさなかの音楽。喧噪の時代のBGMを奏でた者がそこにいた。
収録曲
01サイドウォーク・ブルース (ジェリー・ロール・モートンのレッド・ホット・ペッパーズ)
02サムデイ・スウィートハート (キング・オリヴァーのディキシー・シンコペイターズ)
03サヴォイエイジャーズ・ストンプ (キャロル・ディッカーソンのサヴォイエイジャーズ)
04アフリカン・ハンチ (リチャード・M・ジョーンズのジャズ・ウィザーズ)
05シンギン・ザ・ブルース (フランキー・トランバウアー楽団)
06ノーバディズ・スウィートハート (マッケンジー&コンドンのシカゴアンズ)
07ウォーキン・ザ・ドッグ (カーマイケルのカレッジアンズ)
08ホワット・ドゥ・アイ・ケアー・ホワット・サムバディ・セッド (マウンド・シティ・ブルー・ブロウアーズ)
09ミレンバーグ・ジョイズ (マッキニーズ・コットン・ピッカーズ)
10イエロー・ファイアー (ルーベン“リヴァー”リーヴズのリヴァー・ボーイズ)
11シェイク・ザット・ジェリー・ロール (J.C.コブのグレインズ・オブ・コーン)
12マイ!オー・マイ! (エディ・サウス楽団)
13ザッツ・ア・プレンティ (ベニー・グッドマン)
14ゲッテム・アゲイン・ブルース (シカゴ・フットウォマーズ)
15ストンプ・ユア・スタッフ (ステイト・ストリート・ランブラーズ)
16ヒア・ミー・トーキング・トゥ・ユー (マ・レイニー)
17ボー・クー・ジャック (オーマー・シメオン・トリオ)
18メイプルリーフ・ラグ (アール・ハインズ楽団)
19ジャンプ・ステディ・ブルース (パイントップ・スミス)
20メンフィス・シェイク (ディキシーランド・ジャグ・ブロウアーズ)