ミニ・レビュー
昭和前中期の、まさに最後の黄金時代にあった講談が13席。三代目伯山の「清水次郎長伝」から七代目“お化けの”貞山の「大島屋騒動」までファンにとっては満腹の喜び。若い人にはとっつきにくいかもしれないが、一度聴いたらハマることうけあいの面白さ。
ガイドコメント
講談ファンには懐かしい、昭和20年から40年にかけて活躍した講談師達の名演を集めたCD。6枚組で独特の調子にのって繰り広げられる講談の世界にどっぷり漬かれること請け合い。
収録曲
[Disc 1]
01森の石松〜閻魔堂の欺し討ち (三代目 神田伯山)
02次郎長とどもやす (三代目 神田伯山)
03越の海勇蔵 (五代目 神田伯龍)
[Disc 2]
01忠臣二度目の清書 (六代目 一龍斎貞山)
02平九郎浪人の巻 (二代目 大島伯鶴)
[Disc 3]
01名工浜野矩随 (五代目 神田伯山)
02雪時雨三国峠 (三代目 桃川若燕)
[Disc 4]
01大石東下り (服部伸)
02矢矧橋 (二代目 旭堂南陵)
[Disc 5]
01正直俥夫 (四代目 邑井貞吉)
02伊達政宗の堪忍袋 (五代目 宝井馬琴)
[Disc 6]
01熊沢蕃山の諫言 (五代目 一龍斎貞丈)
02大島屋騒動 (七代目 一龍斎貞山)