ミニ・レビュー
サントリーホールでのライヴ演奏を収録した当盤は、オーケストラがうねるように波動しながら、指揮者のタクトに応えつつ、激情をぶつけていくのが特徴だ。「高い城」や「モルダウ」で、通常なら華美に鳴り響く箇所も、きわめて真摯な響きが轟き渡っている。
ガイドコメント
42年ぶりに「プラハの春」でチェコ・フィルを指揮して、感動的な「わが祖国」を演奏した翌年に来日し、日本の聴衆を熱狂させたライヴ。これがクーベリックの最後の日本公演となってしまった。
演奏
ラファエル・クーベリック指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団