ミニ・レビュー
6枚目のシングルは、別れた恋人への切ない気持ちを歌った儚いクリスマス・ソング。“一人ぼっちのクリスマス”をテーマに描かれた歌詞と、美しいメロディが見事にあいまって、オリジナリティあふれたクリスマス・ナンバーに仕上げている。
ガイドコメント
朝本浩文をプロデューサーに迎えたシングルは、“旅”をモチーフにした心に染みるナンバー。カップリングでは一転して、本格的なドラムンベース・チューンを収録する。
収録曲
01一人のメリークリスマス
何度も繰り返される美しいサビが印象的なクリスマス・ナンバー。16ビートのトラックにもかかわらず、メロディがバウンス気味に歌われているのがユニーク。「愛」をテーマに、別れた恋人へ切ない気持ちを歌った詞は、至極に儚い。
02addiction
ファンキーなアコースティック・ピアノのイントロが印象的な、4つ打ちハウス。ピアノに導かれるようにリズム・トラックが始まると、高速BPMの16ビートのリズムが弾け出す。攻撃的なリズムで中盤のブレイク・ポイントが活きる、快楽追求がテーマのナンバー。
03江戸リバーヴ
マーティン・デニーを思い起こさせるようなコンガと鳥のSEによるエキゾティックなイントロ、ウネウネのシンセ・ベースのリフがループするヴァース……と良い意味で胡散臭さたっぷりのトラックは、朝本浩文によるもの。後半にはスパニッシュ・ギターも加わるブリブリのグルーヴィ・チューン。
04一人のメリークリスマス (Instrumental)
05addiction (Instrumental)
06江戸リバーヴ (Instrumental)