ミニ・レビュー
初めてのライヴ・ツアーを経てリリースされた4枚目のシングル。ロック感あふれる吉岡聖恵のヴォーカル、キャッチーでつい口ずさみたくなるメロディを書く水野良樹と山下穂尊と、グループとしての一体感は最高潮。ミラクルせつなポップ炸裂の、爽快なギター・ロック。
ガイドコメント
男女3人組ユニット、いきものがかりの4thシングルは、パワフルなギター・サウンドとハーモニカが弾けるポップ・ナンバー。カップリングには、冬のバラード「雪やまぬ夜二人」と、エレファントカシマシ「風に吹かれて」のカヴァーを収録する。
収録曲
01流星ミラクル
ポップなメロディにシンプルなコード進行のナンバー。ベースはフォークながらも、ハードでソリッドなギターを導入することによって、フォークの素朴さとロックのエネルギッシュさを兼ね備えた楽曲に仕上げている。山下穂尊のブルース・ハープが切なさを演出している。
02雪やまぬ夜二人
雪が降る冬景色の中での切ない女の子の気持ちを歌ったミディアム・バラード。アコースティック・ギターをセンス良く配置してフォーク・ロックっぽさを醸し出し、シンプルでストレートなバラードに仕上げている。
03風に吹かれて
4thシングル「流星ミラクル」のカップリングに収録された、エレファントカシマシが97年に放ったヒット・ナンバーのカヴァー。Stereo Fabrication of Youthの江口亮、GO!GO!7188のターキーをゲストに迎えて、一体感のあるバンド・サウンドで迫っている。
04流星ミラクル (instrumental)