ミニ・レビュー
前作『N氏の天球儀』より27年ぶりとなる、通算6枚目のソロ作。松本慎二、そうる透というSence of Wonderのメンバーが参加しており、「ツァラトゥストラはかく語りき」をはじめ、キューブリック的なSF世界をシンセサイザーで現代に甦らせている。懐かしくも新しい、摩訶不思議なサウンドスケープだ。
ガイドコメント
作家としても活躍する難波弘之、約27年ぶりのソロ名義のアルバム。SF、宇宙をコンセプトに制作された本作は、オリジナル・ナンバーを中心に、「ツァラトゥストラはかく語りき」やSF映画主題歌メドレーなどを収録。元祖プログレ・アルバムという出来だ。
収録曲
01introduction〜ツァラトゥストラはかく語りき
02来るべき世界
03虚無回廊
04今夜限り世界が
05でも誰もいない〜骸骨を乗せた宇宙ステーションで
06さよならジュピター〜木星の彼方へ
07Ultra Q
08柔らかい時計じかけのオレンジ メドレー;メアリー女王の葬送音楽〜ブレードランナー (エンドタイトル)〜スタートレック
09Erath Side
10目醒めの空 (あお) (Remix Version) (Sense Of Wonder&吉良知彦 with 玲里)