ミニ・レビュー
じつに20年ぶりとなったソロ名義のオリジナル・アルバム。無機的なミニマル・ビートの連なりと彼女のウィスパーを聴くにつれ、脳が心地よく痺れて摩耗してはドーパミンがあふれ出し、次第に黄泉の国に誘われるかのよう。最後の「浜辺の歌」がすべてをやさしく包み込んで洗い流してくれる。
ガイドコメント
日本が誇るパンク・レジェンド、Phewのソロ名義のオリジナル・アルバムとしては20年ぶりとなる作品。生き物のように躍動する電子音とヴィンテージ機材によるサウンドが、2015年という時代の空気を纏って唯一無二の響きとなって立ち上る。