ミニ・レビュー
フランス革命時の民衆の生きた姿を映し出した興味津々のアルバム。「ギロチンの歌」やら「人権宣言」、「自由万歳」など当時の民衆の心情を生々しく歌った曲が揃う。何より演奏が素晴らしい。曲に見合った伴奏や演奏を施していくがクオリティはすこぶる高く、表情豊かな歌手たちの上手さに聴きほれる。
収録曲
01アンフィグリ〜バスティーユ襲撃 (器楽合奏による即興演奏)
02自分はほんとうに目ざめているのか
03囚人たちの解放
04冬の讃歌
05執政官は恩知らず
06放埓の歌
07人権宣言
08王族だった家族のなりゆきと帰還
09新しい歌
10フランス国民に対するルイ16世の不平と、その不平のパロディ
11罰せられた裏切り
12ラ・ギヨティーヌ (ギロチンの歌)
13聞きなさい、この暮らしも終わりだ
14ルイ・カペーの死
15デュシェーヌ親父のとてつもない怒り
16愛国的アンフィグリ
174リーヴル分のパンしかない
18至高なるものへの讃歌 (ゴセック)
19ロベスピエールの尻尾
20自由万歳
21ラ・マルセイエーズ〜マルセイエーズ反歌
演奏
アンサンブル・レ・リュネジアン ジャン=フランソワ・ノヴェリ,ユーグ・プリマール,アルノー・ルデュ(T) アルノー・マルゾラティ(BR) ステファニー・ポレ(VN) メラニー・フラオー(フラジオレット,FG) ミシェル・ゴダール(セルパン) セリーヌ・フリッシュ(HC) イヴ・レヒシュタイナー(PF,OG) ジョエル・グラール(PERC)