ミニ・レビュー
伊福部作品では、執拗に繰り返されるリズムの力強さと緩やかな部分の抒情的な美しさのコントラストが印象的。片岡作品は日本情緒に満ち、いささか時代劇の音楽のよう。雅楽的な響きが面白い。石井作品はアイヌの音楽を素材としている。3曲とも上田仁&東響による世界初演時の録音。
ガイドコメント
1959年と1961年に初演された日本的テーマを持った3作品を収録。伊福部作品は、現行の版にはないゴジラのテーマが2度出てくるなど、貴重な記録でもある。積極的に現代音楽を紹介していた上田仁による熱演だ。
収録曲
01ピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ (伊福部昭)
02解説「抜頭によるコンポジション」
03抜頭によるコンポジション (片岡良和)
04解説&石井歓インタビュー
05シンフォニア・アイヌ (石井歓)
演奏
上田仁指揮 東京交響楽団 (1)金井裕(P) (5)奥村淑子(S) 森正指揮合唱団
録音
(1)61.10 (3)61.11 (5)59.9