ミニ・レビュー
新時代の革命児と言われるピアニスト率いるユニットの3年ぶりのアルバムで、ヴォーカルも含め、レギュラー・メンバー4人のみで制作。タイトなブレイクビーツに乗せて、ロボ声が特徴的な歌が響きわたる。ジャズ、ファンク、ヒップホップ、ディスコなどを横断するハイブリッドでポップな金字塔的作品。★
ガイドコメント
現代ジャズ・ピアノ・シーンのアイコン的存在であるグラスパーが“エクスペリメント”名義で放った第3弾。ジャズの枠を軽々と飛び越え、クラブ音楽やR&Bのリスナーの琴線にも触れる楽曲が目白押し。
演奏
ロバート・グラスパー(P,KEY,VO) ケイシー・ベンジャミン(SS,AS,KEY,VO,VOCODER) マーク・コレンバーグ(DS,VO) デリック・ホッジ(B,VO) マイク・セヴァーソン(G) ジャヒ・サンダンス(TURNTABLES) 他