ミニ・レビュー
2001年以降、毎年来日しているベサリアン。アメリカのマンハッタン音大やロシアのモスクワ音楽院で学んでいるが、傾向としてはロシアの伝統を受け継いでいるようだ。故郷アルメニアの作曲家の作品も取り入れ、得意のレパートリーでのアルバム・デビューは、上々の仕上がり。
収録曲
01ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調op.36 (ラフマニノフ)
02V.R.のポルカ (ラフマニノフ)
03前奏曲ロ短調 (バグダサリアン)
04前奏曲ホ長調 (バグダサリアン)
05前奏曲ニ短調 (バグダサリアン)
06メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」S.514 (リスト)
07「春」 (コミタス/ロベルト・アンドリアシアン編)
08ラ・ヴァルス (ピアノ・ソロ) (ラヴェル)