ミニ・レビュー
アルバムのプロデュースを、工藤静香本人とシャ乱Qのはたけの二人が担当。はたけ節が反映された楽曲が中心とはいえ、工藤静香自身が持つクールなカラーが、全体をしっかり覆っているところはさすが。挑発的かつアダルトなポップ・ロック・サウンドが胸に迫る。
ガイドコメント
シャ乱Qのはたけがプロデュース/作曲・編曲を手がけた全10曲の新作。シングル2曲をはじめ、ロック・テイストの強いサウンドで、彼女のヴォーカル力の高さが際立つ構成となっている。
収録曲
01delusion〜妄想
02away
03カーマスートラの伝説
04It's OK
05Pop corn
06Who knows
07Blue Velvet
シャ乱Qのギタリスト・はたけ作曲による歌謡ロック。疾走感に富んだメロディと“彼に首ったけ”と歌った後の一瞬の静寂、その動と静の混沌が、心のブレーキを踏もうにも踏めない、走り出した感情を表わしているよう。
08doggie
09ノスタルジア
10glacier〜氷河