ミニ・レビュー
祖父母と父親が日系というヴォーカリスト/パーカッション奏者のソロ・ユニットの2作目。ファンクやヒップホップにブラジル的なしなやかさを加えた、遊び心あふれる演奏を聴かせる。キャリアは積んでいる人なので、キッチュな持ち味は出身地サンパウロの特徴だろう。
ガイドコメント
日本とスペインの血を引く男性シンガー・ソングライター、クルミンの2ndアルバム。さまざまな音楽の要素が溶け込んだ、これぞ現代のブラジリアン・ミュージックと呼ぶべきサウンドだ。日本語で歌った楽曲も収録されている。
収録曲
01ジャパン・ポップ・ショウ
02コンパクト
03キョウト (feat.ブラッカリシャス&ラティーフ・ザ・トゥルーススピーカー)
04ダンサンド・ノ・エスクーロ (暗闇で踊る) (feat.マルク・ヒバス)
05サルト・ノ・ヴァークオ・コン・ジョエリャーダ (飛び膝蹴り)
06マグレーラ・フィーヴァー
07カイシャ・プレタ (黒い箱) (feat.ベーネガォン&ルーカス・サンタナ)
08サイーダ・バングー (バングー出口)
09ミステーリオ・エステーリオ (ステレオの不思議)
10マル・エスタール・カード (社会不安カード)
11サンビット (トータル・ショック)
12エスペランサ (希望)
13フマンシュー
14イン・ザ・ホット・サン・オブ・クリスマス・デイ