ミニ・レビュー
ウィスペルウェイにとって3度目のバッハの無伴奏。今回は作曲当時のケーテンの宮廷内で使用されていたA=392Hzのピッチを採用。短く跳ねるような奏法を多用して、活力に満ちた個性的なバッハを実現する。ドキュメンタリー映像を収めたボーナスDVDは充実した内容だが、日本語字幕がないのが残念。
収録曲
J.S.バッハ:
[Disc 1]
01無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007
02無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV1008
03無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009
[Disc 2]
01無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調BWV1010
02無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011
03無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV1012 (5弦のための)
[Disc 3]〈DVD〉ドキュメンタリー「ピーター・ウィスペルウェイとバッハの無伴奏チェロ組曲」(オックスフォード,聖マグダレンカレッジ(イングランド)にて収録)