ミニ・レビュー
スカルラッティのソナタをヴァイオリンで弾いてしまったパパヴラミの、これまた驚異的なアルバムが登場した。「カプリース」自体珍しくもなんともないが、無編集の完全ライヴ収録となると話は別だ。このスリル感はたまらない。しかもスタジオ録音盤も付いていて聴き比べることができるのが面白い。
ガイドコメント
アルバニア出身のヴィルトゥオーゾ、パパヴラミの2001年東京・日経ホールでの公演の模様を、編集を一切せずに収録している。さらにスタジオ録音した全曲盤を特典CDとして同梱。完璧無比かつ希有な演奏が聴ける。
収録曲
パガニーニ:
[Disc 1]〈Live IN Tokyo(2001)〉
01無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲
[Disc 2]〈Studio version(1997)〉
01無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲