快活なピアノのイントロから始まるメジャー・デビュー・シングル。照れくさくてなかなか言葉にできない恋人への想いを綴った、二人の幸せな未来を予感させるナンバーだ。この曲を題材にした携帯小説『そんな恋の話をしよう』もヒットを記録し、話題となった。

メジャー・デビューのきっかけとなったインディ時代のミディアム・ナンバー。沖縄から上京してきたばかりの彼らの不安や期待を綴った詞は、新たな一歩を踏み出そうとする人の背中を押してくれる。タイトルどおり、出会いや別れの多い春にぴったりの応援歌だ。

エレクトロ・ポップ調のミッド・ナンバー。これから新たな一歩を踏み出そうとする人の背中を押してくれるような前向きな詞が、不確かな未来を照らしてくれる。エフェクト・ヴォイスを駆使して、曲の表情が鮮明となった。明日を見つけたい人の応援歌だ。

オールドスクールのフレイヴァが漂うセルフ・タイトル・ナンバー。下ネタをダブルミーニングで織り込みながら、XICO、346それぞれが自己紹介がてら自身のアティテュードを宣言していく。シンプルなトラックを活かしたDJカットーのスクラッチも冴えわたる。

2ndシングル「春春春」のカップリングの346リミックス・ヴァージョン。ハイになって天国へ跳ぼうぜというパーティ・ソングを、エレクトロのサウンドを強調したボーダーレスなサウンドへと昇華。リリック同様に遊び心満載のトラックだ。

テレビ東京系アニメ『銀魂』オープニング曲に起用された3rdシングル。きれいごとばかりではない世の中を嘆く悲観的な歌詞だが、サウンドからポジティヴに行こうというメッセージがら伝わってくる。80年代ソウルを意識したトラックが出色。

広島出身の女性レゲエ・シンガー、Metisを迎え、沖縄出身の彼らが感じる戦争についてストレートに綴ったメッセージ・ソング。それぞれが聞き感じた平和への想いや過去の歴史を忘れないでという平和希求の声を、沖縄独特の旋律を加えながら伝えている。

さわやかな鍵盤が奏でるメロディにストリングスが絡んだ、軽やかなサウンドが楽しい気持ちにさせるアップ・ナンバー。君と出会って歩んでいける人生が一番すぐそばにある幸せ＝“素晴らしき世界”なんだと歌う。門出にふさわしいウエディング・ソングだ。

“仕事ばかりで一人にさせる”“約束はもうしない”……346の実体験に基づいた、すれ違う恋模様を描いたウィンター・ラヴ・ソング。沖縄に降ることのない雪が二人の離れた心を取り戻してくれたらという願いが切ない。涙腺を緩ませるクリスマス曲だ。

XICOにとって初のソロ・ナンバー。ラテン調の推進力と躍動感あふれるリズムに乗せて、拳を突き上げ大声で吠えろとアグレッシヴなライミングを披露している。陽気な雰囲気を後押しする抜けのよいドラムも、力強く暴れまわる。

三線や指笛、波の音など琉球音楽の要素をアクセントにしたアッパー・チューン。彼らが出てきた故郷・沖縄への想いを馳せた郷土愛あふれる曲だが、島が抱える過去の悲しい時代からの悩みにも言及した社会派ソングともいえる。

明日もまた頑張ろうと思わせる泣きのバラード。ドラマのように過ごした青春の日々に感謝しながら、サヨナラは悲しいけれど、その先に広がる未知の世界での新たな景色を探しに行くだけだと優しく説いている。温もりにあふれたXICOと346の声に癒される。

インディ時代の人気曲を新録＆リアレンジした4thシングル。XICOが姉の結婚に想いを寄せて作ったウエディング・ソングで、女の子は誰でも誰かにとってたった一人のシンデレラだよと歌うロマンティックな詞は、女性の支持も厚い。