ミニ・レビュー
クリスマス限定、恋人たちに贈るウィンター企画ミニ・アルバム。ヒット曲「亜麻色の髪の乙女」のウィンター・バージョン(ア・カペラ)をはじめ、「恋人がサンタクロース」など定番を入れるといった隙のない作り。キャリアは浅いのに安定感があるのはなぜ?
ガイドコメント
シングル「亜麻色の髪の乙女」がロング・ヒットを記録、2ndアルバム『シャンティ』がオリコン初登場1位に輝いた島谷ひとみ。今作は、冬にピッタリのバラードを中心としたミニ・アルバム。
収録曲
01こなゆき
2002年発表の冬の企画アルバム『Poinsettia』のオープニングに収録された本格派ミディアム・バラード。真冬の寒空のような澄んだ空気感に満ちたナンバーで、安定した彼女のヴォーカルをじっくりと味わえる。
02いつの日にか…
03Poinsettia
04マシュマロ
“冬の女王”である広瀬香美が作詞作曲を手掛けた珠玉のウインター・バラード。サビ部分でのキャッチーな“広瀬節”やコーラスとストリングスによる華麗なサウンド、後半の島谷の圧倒的な歌唱力など、聴きどころ満載。
05恋人がサンタクロース
06Pearl&Snow
2002年発表の企画アルバム『Poinsettia』収録曲。「こなゆき」と同じ吉川慶の作曲で、白銀のゲレンデのような幸福感に満ちたポップなナンバー。曲調に応じてさまざまな表情を見せる彼女の高い表現力を感じさせる。
07亜麻色の髪の乙女 (ウィンター・アカペラ・ヴァージョン)