ガイドコメント
トリノ五輪をきっかけに一般的にも有名になったプッチーニ最後のオペラ「トゥーランドット」。若きドミンゴの溌剌とした美声、カラヤン&ウィーン・フィルのスケールの大きな劇的な演奏など聴きどころ満載。
ミニ・レビュー
プッチーニ最後のオペラは北京を舞台とした異国情緒たっぷりの作品である。長い時間をかけ、万全を期し、どこを聴いてもカラヤンの、微妙な音色を効果的に処理したドラマ作りがうかがえる。輝かしく盛りあがるラストは感動。ドミンゴの好演が光る。
演奏
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 カーティア・リッチャレッリ,バーバラ・ヘンドリックス(S) ピエロ・デ・パルマ,プラシド・ドミンゴ,ハインツ・ツェドニク,フランシスコ・アライサ(T) ゴットフリート・ホーニク,シークムント・ニムスゲルン(BR) ルッジェロ・ライモンディ(BS)