ミニ・レビュー
クラシック音楽の土台の上に設えたポップス・テイストのガーデンに色とりどりの花を咲かせる。そんなジャンルの壁を取り払った音楽が育っている。古屋博敏のピュアで、でもどこか危うそうなテノール。ピアノや弦が醸し出す大人たちの心を震わす音楽。坂本諭加子の秀逸な編曲が古屋の美質をみごとに引き出している。
収録曲
坂本諭加子編:
01プレリュード (映画「ニュー・シネマ・パラダイス」)
02シネマ・パラディソ (映画「ニュー・シネマ・パラダイス」)
03好きにならずにいられない
04シー (映画「ノッテイングヒルの恋人」)
05別れの曲 (ショパン)
06ユー・レイズ・ミー・アップ
07夢やぶれて (ミュージカル「レ・ミゼラブル」)
08メモリー (ミュージカル「キャッツ」)
09エブリタイム・アイ・ルック・アット・ユー
10オンブラ・マイ・フ (ヘンデル)
11マイ・ウェイ
演奏
古屋博敏(VO) 榊原大(P) クラッシャー木村,金子芳子(VN) ZUIKO(VA) 松本ゆり子(VC)