ミニ・レビュー
ベース村田シゲの加入で三人になった□□□(クチロロ)の2008年第1弾シングルは、彼ら初のウィンター・アイテム。スキー場を舞台にリフトや上級者コース、パラレルなどの用語を使い軽快に滑走するアッパー・チューンで新たな冬の定番曲になりそう。
ガイドコメント
各方面に衝撃を与えた『GOLDEN LOVE』に続く、初のミニ・アルバム。いとうせいこうが歌詞を手がけたバラードや1曲が30分にも及ぶロング・ナンバーなど、シングルでは表現しきれない□□□ワールドが体感できる。
収録曲
01snowflake
粉雪のようにキラキラ輝くサウンドとウキウキ弾むヴォーカルが魅力のアッパー・チューン。パラレル、リフト、上級者コースなどのスキー用語をちりばめながら、軽やかに滑走するキロロ・スノーワールドの2008年CM曲。
02惑星 (ほし)のシェルター
「おばけ次元」という曲で結成したユニット、OBKのメンバーでもあるいとうせいこうの作詞による、□□□初の本格派冬のバラード。まったりとしたヴォーカルが、美しいメロディを永遠に奏でているような錯覚へと導かせる。
03ツアー
30分にも及ぶ、南波一海渾身の楽曲。海中での浮遊感や潮の満ち引きを表わすようなインストから、夜明けの東名を走り出すヴォーカル・パート、そして再び海へ戻り朝へと無限のツアーを繰り返す組曲になっている。