3枚組シングル集「絶頂集」に収録されたライヴ音源。少し単調なメロディ・ラインだが、それがかえって椎名林檎の高い歌唱力を際立たせている。一緒に歌いたくなるキャッチーなサビはまさにライヴ向き。

バンド別にそれぞれ8センチCDでシングル3曲ずつ3枚組にまとめた変則的アルバム『絶頂集』の1枚目、「虐待グリコゲン」に収録された、2000年4月のNHKホールでのライヴ録音源。アンニュイなミディアム・スロー・ナンバーで、ギターの存在感がひときわ引き立っている。

変則的3枚組アルバム『絶頂集』の1枚目、「虐待グリコゲン」に収録の、2000年5月の渋谷公会堂でのライヴ演奏曲。文字化けタイトルに関してブックレットには何も記載されていないが、1stアルバム『無罪モラトリアム』収録の「同じ夜」がその正体。「それではお聴きください」と丁寧なMCから始まるピアノが何ともクラシカルだ。

変則的な8cmシングル3枚組「絶頂集」に収録された、椎名林檎らしさが全開の退廃的ロック・ナンバー。キャッチーなサビが耳に残る楽曲で、ファンの間でも人気が高い。テルミンを使用したメロディにも注目。

変則的3枚組アルバム『絶頂集』の2枚目、スタジオ・ライヴ集の「天才プレパラート」に収録のヘヴィ・ロック・チューン。尖ったギター・サウンドが走り、不幸自慢を「fuck off “g” men」と言ったり、「ファックオフ 死ね」などの詞が出たりと、かなり挑発的な楽曲が最後まで展開し、次曲へ流れ込んでいる。

変則的3枚組アルバム『絶頂集』の2枚目、スタジオ・ライヴ集の「天才プレパラート」に収録の文字化けタイトル曲。ブックレットには「喪 興瑠怒（仮）」（So Cold）とある新曲。疾走感あふれるギター・リフが傍若無人に暴れまわり、ビジュアル系サウンドを思わせるかのようなクールでエッジの効いたロックを展開。

バンド別に3曲ずつ8センチCDで3枚組にまとめた変則的アルバム『絶頂集』の3枚目「発育ステータス」に収録の、2000年7月、新宿リキッドルームでのライヴ演奏曲。3ベースという変則的なバンド構成とあちこち飛び回るようなサウンド・メイク、「膨らんできちゃった」という意味深なタイトルなど、椎名林檎の不敵さが全開のナンバー。

変則的な8cmシングル3枚組「絶頂集」収録曲。田淵ひさ子が参加しているだけあって、モロにナンバーガールを思わせるロック・ナンバー。難しいサビの部分をパワフルに歌い上げる椎名林檎の才能が光っている。

変則的3枚組アルバム『絶頂集』の3枚目、「発育ステータス」に収録の、新宿リキッドルームでのライヴ演奏曲。3ベースという独特な構成でギターの派手さをそれほど感じない代わりに、ジワジワと迫ってくるようなサウンドが聴く耳を捉えて離さない。難解な詞と意味深なタイトルが、妙な想像を駆り立ててしまうミディアム・スロー・ナンバー。