ミニ・レビュー
シンガー・ソングライターからシティ・ポップ系シンガーへ音楽性を変化させる中リリースした、やまがたすみこ唯一のライヴ・アルバム(76年作)。演奏をムーンライダースが、演出を大瀧詠一が担当、ソウルやレゲエのリズムを取り入れるなど洋楽ナイズされたアレンジをバックに心地よさそうな彼女の歌声が響く。
ガイドコメント
やまがたすみこがフォークからニューミュージック、さらにシティ・ポップ路線へと舵を切る過渡期に行なわれたライヴを収録したアルバム。初期の楽曲からジャニス・イアンのカヴァーまで、幅広い音楽性を披露している。
収録曲
01むらさき色の風
02メドレー:風に吹かれて行こう〜夏になったら〜ふるさと
03ホリデイ
04愛の終りはいつも〜ため息
05あの時君は若かった (duet with 鈴木慶一)
06ラブ・イズ・ブラインド
07ブルー・ムーン
08夏の光に
09青い径
1011月の風
11帰り道