ミニ・レビュー
2枚組に、彼のヒストリーとディスコグラフィが付いたボックス入りベスト。さすがスーパーというだけあって、20代、30代の音楽好きの人なら、“ああ、これこれ”と知った曲が次々に出てくる。耳にうるさくないので、流し聴きしたい時にもよさそう。
ガイドコメント
稲垣潤一、究極のベスト・アルバムは2枚組の期間限定盤。“夏クラ”も“クリキャロ”ももちろん入ってるし、最新マキシ・シングルのアルバム・ヴァージョンも聴けるし、至れり尽くせり。
収録曲
[Disc 1]
01雨のリグレット
02ドラマティック・レイン
淡々と響くドラムと、エコーがかった独特の声が創り出す、雨の日のしっとりした質感……。ムード満天、これぞAORの最高峰。巨匠・筒美京平の曲に才人・秋元康が詞を付けた、という点でもミラクルな作品だ。
03夏のクラクション
04ロング・バージョン
05オーシャン・ブルー
06バチェラー・ガール
071ダースの言い訳
08思い出のビーチクラブ
09君のためにバラードを
101969の片想い
11SHINE ON ME
12心からオネスティー
13メリークリスマスが言えない
14クリスマスキャロルの頃には
山下達郎の「クリスマス・イブ」と並ぶ、日本のクリスマス・ソングのスタンダードとなった作品。稲垣の持ち味であるフィルターに通したような独特の歌声が、恋人たちの切ないクリスマスをいっそう盛り上げる。
15僕ならばここにいる
16J's LOVE SONG (オリジナル・ヴァージョン)
[Disc 2]
01P.S.抱きしめたい
02April
03UP TO YOU
04月曜日にはバラを
05誰がために…
06恋するカレン
07愛のスーパー・マジック
08She is a star
09最後のLOVE LETTER
10SHYLIGHTS
11振り向いた時 そこに見える階段を数えたことがあるだろうか
12時を越えて
13黄昏が目にしみる
14リワインド
15遅れてきたプロローグ