ミニ・レビュー
「ピアノの旧約聖書」に含まれている嬰ハ短調の前奏曲とフーガ(第1巻の方)をモチーフに、ビヨルンスタが自らの世界を綴ったアルバムだ。音の重ね方や展開といい、分散和音の入れ方といい、ジャズというよりはウィンダム・ヒル風の世界が広がっている。
ガイドコメント
ケティル・ビヨルンスタは、70年代からジャズ・シーンで活躍してきたノルウェーのピアニスト・作曲家。彼がバッハの平均律クラヴィア曲集の1部を独自にアレンジし、演奏した意欲作。
収録曲
01平均律クラヴィーア曲集第1巻第4番嬰ハ短調〜プレリュード/フーガ
02〜
21変奏曲1〜20
22平均律クラヴィーア曲集第1巻第4番嬰ハ短調〜フーガ (抜粋)