ミニ・レビュー
この楽器の生き字引によるシリーズ第2弾。90年代に製作されたドイツ様式1台とフランス様式2台を用い、チェンバロ音楽の歩みを眺望する。それぞれの楽器自体の魅力もさることながら、的確にして緻密な演奏が、楽曲と楽器の出会いの喜びと味わいを彌増している。★
収録曲
[Disc 1]〈ドイツのチェンバロ〉
01トッカータ第3番ホ調 (ヴェックマン)
02組曲第30番イ短調 (フローベルガー)
03トッカータ第4番イ調 (ヴェックマン)
04カンツォーナ第1番ハ調 (ヴェックマン)
05組曲第12番ハ長調 (フローベルガー)
06トンボー〜ブランロシェ氏の死に寄せてパリで作曲 (フローベルガー)
07プレルーディウム ト短調 (ブクステフーデ)
08チャッコーナ ハ長調 (ケルル)
09聖書ソナタ第4番ハ短調「瀕死のヒゼキア王は回復した」 (クーナウ)
10プレルーディウム ト短調 (ベーム)
11組曲変ホ長調 (ベーム)
12トッカータ ニ長調 (バッハ)
[Disc 2]〈フランスのチェンバロ〉
01組曲ヘ長調 (L.クープラン)
02パヴァーヌ嬰ヘ短調 (L.クープラン)
03組曲イ短調 (ラモー)
045つの小品 (デュフリ)
録音
[1] [2] (1)(2)2002.9 [2] (3)(4)93.3