ミニ・レビュー
ブクステフーデが始まった途端、目の覚めるようなチェンバロの音に心が弾む。鍵盤を駆ける鮮烈なタッチの何と魅力的なことだろう。若きバッハもこのように嬉々として先人のトッカータを演奏したに違いない。バロック音楽のホープに喝采を贈ろうではないか。★
収録曲
01プレルーディウム ト短調BuxWV (ブクステフーデ)
02第4旋法のトッカータ (ルッツァスキ)
03第9旋法のトッカータ (スウェーリンク)
04トッカータ集第1巻〜トッカータ第8番 (フレスコバルディ)
05100のパルティータ (フレスコバルディ)
06トッカータ ニ短調 (フローベルガー)
07前奏曲 ニ短調 (ダングルベール)
08トッカータ ニ長調BWV912 (J.S.バッハ)
09トッカータ嬰ヘ短調BWV910 (J.S.バッハ)
10パルティータ第6番ホ短調〜トッカータBWV830/1 (J.S.バッハ)