ミニ・レビュー
今回はEL&P。プログレ物の第3弾である。『タルカス』や『悪の教典』など凄絶に再現。クラシック演奏の極限のテクニックを駆使した音楽は別物に聴こえてくる。2016年にエマーソンとレイクが他界。悲しいかな両者への追悼盤ともなっている。“プログレの逆証明”ともいうべき稀有な演奏芸術の粋をここに聴く。
ガイドコメント
モルゴーア・クァルテットによるプログレ・カヴァー・アルバム第3弾。2016年3月に急逝したELPのキース・エマーソンの葬儀で流された「After all of this」をはじめ、全曲がELPおよびキースの楽曲で構成されている。
収録曲
Kjetil Bjerkestrand編:
01アフター・オール・オブ・ディス
荒井英治編:
02タルカス
03スティル...ユー・ターン・ミー・オン
04トリロジー
05ザ・シェリフ
06悪の教典#9 第1印象パート1
07悪の教典#9 第1印象パート2
08「悪の教典#9 第3印象」への間奏曲 (「石をとれ」より抜粋)
09悪の教典#9 第3印象
録音
(1)2016.3 (2)〜(9)2016.10,11,12