ミニ・レビュー
ポエトリー・リーディング作品。ドラムスやギター、バンド・スタイルなど曲ごとに替わる秀逸な演奏をバックに、尾上文は独特のビート感のある発声で、自身の言葉を矢継ぎ早にたたみかけていく。音の起伏にともなって声も力強さを増し、その関係性がスリリングだ。
ガイドコメント
今井忍とのポエトリー・リーディング・ユニット、ボーイ・ミーツ・ガールでも活躍する尾上文のフル・アルバム。シンプルな詩の朗読や、ポップなサウンドなどさまざまな形態で“詩”を堪能できる。
収録曲
01たぶん夢なんだろう
02僕は夜道を歩いてる
03森と二人の子供
04夢の中で育てた樹
05共和国
06サイモン・スミスと踊る熊
07深海に住む魚はきっと重たい息を吐く
08森の休息
09Smokin' Cafe
10南風
11遠い夏
12Something lost in Christmas
13ファミリーレストランの未来派