ミニ・レビュー
2001年に結成した三声の女声ア・カペラ・グループのデビュー・アルバム。女声トリオには制約が多い気がして聴き始めたが、逆にそこに豊かな世界があると感じさせてくれた。コンサートで鍛え上げた安定感のあるハーモニーと、確信を持った解釈には大きな説得力がある。
ガイドコメント
ソプラノ3人によるヴォーカル・アンサンブル、ア・カペラのデビュー・アルバム。グレゴリオ聖歌などの宗教曲から、有名なイギリス民謡や気鋭の作曲家一ノ瀬トニカの作品まで、美しいハーモニーが堪能できる。
収録曲
01サンクトゥス (「グレゴリオ聖歌」より)
02ステラ・マリス〜海の星よ (一ノ瀬トニカ)
03グリーンスリーヴス (トラディショナル/一ノ瀬トニカ)
04スカボロ・フェア (トラディショナル/一ノ瀬トニカ)
05永遠に続く春 (一ノ瀬トニカ)
06今日、子どもらの声が響きわたる (「ピエ・カンツィオーネス」より)
07栄えあれ おとめの中のおとめ (作者不詳)
08若い娘 (作者不詳/一ノ瀬トニカ)
09アメイジング・グレイス (トラディショナル/一ノ瀬トニカ)
10アニュス・デイ (「トゥルネのミサ」より)
11エンブレイス〜空と大地が出会う場所 (一ノ瀬トニカ)