ミニ・レビュー
冬の恋愛を歌う15枚目のシングル。ストリングスを全篇で取り入れ統一感を出しつつ、「Promise」で別れの切なさを繊細に歌い、「Christmas Time」は愛を語らう幸せをしっとりと表現。ラルクのカヴァー「winter fall」は、終盤に向けヴォーカルとサウンドが徐々に情熱を帯び、幻想的な情景に色を染めていくよう。
ガイドコメント
15枚目となるシングルは、玉置成実からのウィンター・ギフトといえる珠玉の作品。自身が作詞を手がけたバラードや定番曲のカヴァーなど、冬をコンセプトにしたナンバーが堪能できる。
収録曲
01Promise
恋人と離別後の切ない想いを歌うバラード。愁いを帯びたヴォーカルが、まだ完全でない胸の内を物語る。別れを無駄にせず前向きに立ち直ろうとする決意を優しく見守るような、ストリングスの音が涙を誘う。
02Christmas Time
愛しい人と愛を分かち合う喜びを歌うナンバー。透明感ある美しいヴォーカルが、浮き立つ心を想像させる。弦の響きも臨場感を盛り立てて、幸せな気分を演出。この余韻こそ、最高のクリスマス・プレゼントかも。
03winter fall
原曲のソフト・ロックをバラード調にアレンジした、ラルク・アン・シエルのナンバーのカヴァー。真っ白な静寂の雪原を思わせる神聖なピアノから始まり、終盤では世界が少しずつ息づくようにヴォーカルとサウンドが情熱を帯びていく。
04Promise (Instrumental)