ミニ・レビュー
吉野直子といえば今や日本を代表する音楽家であり、先頃ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂では歴史上初めて器楽の演奏を許されたという。大部分が純粋にハープのために書かれた作品。若くして熟しきった才能は、全編に瑞々しい感動を呈している。
収録曲
01ハープのための幻想曲ハ短調op.35 (シュポア)
02ソナタ変ホ長調 (ロゼッティ)
03ベルガマスク組曲〜月の光 (ドビュッシー)
04前奏曲ハ長調op.12-7 (プロコフィエフ)
05ハープのためのソナタop.68 (カゼッラ)
06シシリエンヌ・ヴァリエ (ダマーズ)
07黙想 (ルニエ)
08ハープのためのジャズ・バンドop.33 (トゥルニエ)
09ハープのための即興曲op.86 (フォーレ)