ミニ・レビュー
初のベスト・セレクション盤。本人自身が伸びやかで優雅なタッチの音色に酔いしれ楽しんでいるようで、それがとても聴き心地よい。さらに自作の(1)(6)(9)(10)(13)(14)では力強く大胆なきっぷの良さを際立たせている。そんな贅沢な聴き比べもできるセンスのいい構成である。
ガイドコメント
95年に『フェアリー・テイル』でデビューして以来、つねに新鮮な作品を発表してきた木住野佳子の初のベスト。オリジナル未収録のパナソニックのパソコンCM曲「レッド・ノート」も聴ける。
仕様
※〈CDエクストラ〉内容:撮り下ろしフォトギャラリー
演奏
木住野佳子(P) マーク・ジョンソン,エディ・ゴメス,古野光昭(B) ピーター・アースキン,ルイス・ナッシュ,ポール・モチアン,市原康(DS) マイケル・ブレッカー(TS) フィリップ・セス(KEY) 他