ミニ・レビュー
ヴァイオリン界の期待の星、ダニエル・ホープのセカンド・アルバム。東洋と西洋との出会いをテーマに、シタールなどとも共演。注目は「ツィガーヌ」で、作曲者指定のピアノ・リュテアル(ツィンバロンのような音が出る)が用いられていること。
ガイドコメント
ダニエル・ホープの第2弾は、師・メニューインのアルバム『ウェスト・ミーツ・イースト』へのトリビュート。シャンカールの曲での東洋と西洋の邂逅をはじめ、東欧と西欧との出会いにも着目した意欲作。
収録曲
01ラーガ・ピールー (シャンカール)
02ツィガーヌ (ラヴェル)
03「7つのスペイン民謡」より (ファリャ)
04ルーマニア民族舞曲 (バルトーク)
05ヴァイオリンとピアノのためのソナタ (シュニトケ)
06スワラ=カーカリ (シャンカール)
演奏
ダニエル・ホープ(VN) (2)〜(5)セバスティアン・ナウアー(P,ピアノ・リュテラル) (1)(6)ガウラヴ・マズンダール(シタール) アソーク・チャクラボーティ(タブラ) ジルダ・セバスティアン(タンブーラ)