ミニ・レビュー
自らの存在そのものを声であらわすかのように歌うシンガーのデビュー作で、その表現は深く、ときにヒリヒリとした感触を伴う。耽美的に始まり前衛へと向かう自作曲(2)、ピアニストの藤井郷子とともに自由に飛翔する名曲(6)、ポップとも形容できる(11)など、いずれも個性的。
ガイドコメント
女性ヴォーカリスト航(こう)のデビュー・アルバム。プロデューサー/ピアノに藤井郷子を迎えた本作には、オリジナル曲のほか「春よこい」「月の砂漠」も収録。歌声の持つ力を感じさせる。
演奏
航(VO,P) 藤井郷子(P) テッド・ライクマン(ACD)