ミニ・レビュー
あの大貫妙子をコーラスに迎え、太陽光線を反射する眩い海の煌めきを想わせるバラードの(1)。ブルージィでメロウなギター&オルガンの旋律と彼の艶やかな色気を帯びた声が夜を匂わせる(2)。夏の夕暮れ時に窓をいっぱいに空けて聴きたい、オトナの逸品だ。
ガイドコメント
2月22日に発売された「残像」に続くシングル。男のむせび泣きをテーマにした前作とは対照的に、大貫妙子をゲスト・ヴォーカルに迎え、AORサウンドに彩られた男女のラヴ・バラードを聴かせてくれる。
収録曲
01ヒカリの海
夕陽に染まる浜辺のように、静かに始まるラブ・バラード。別れていく恋人を水面に消える泡のようなイメージで歌うあたりは大人の感じだ。大貫妙子のコーラスによって、ソウルフルなヴォーカルがより胸に迫ってくる。
02夜のリズム
R&Bのリズムを刻みながら、ちょっと乾いたソウル系ヴォイスで歌い上げるセクシーなラブ・バラード。「満ちてゆく肌」「シーツの中」といった歌詞は赤面もの。大人のためのサマー・ナイト・ソングといったところ。
03ヒカリの海 (Instrumental)
04夜のリズム (Instrumental)