ファウンテインズ・オブ・ウェイン / トラフィック・アンド・ウェザー

はてなブックマークに追加
ファウンテインズ・オブ・ウェイン / トラフィック・アンド・ウェザー
CD
ガイドコメント
日本でもコアなファンが多いアメリカの4人組ポップ・ロック・バンド、ファウンテインズ・オブ・ウェインの4thアルバム。崇高な美しいメロディとリスナーの共感を得るセンシティヴな歌詞が魅力。クリスとアダムの強力コンビも健在だ。
チャート
  • TOWER RECORDS 渋谷 アルバム総合
    8位 (2007/3/26)  ⇒  8位 (4/2)  ⇒  15位 (4/9)  ⇒  24位 (4/16)
  • TOWER RECORDS 新宿 アルバム総合
    5位 (2007/3/26)  ⇒  7位 (4/2)  ⇒  16位 (4/16)
  • TOWER RECORDS 名古屋 アルバム総合
    8位 (2007/3/26)
  • TOWER RECORDS 大阪 アルバム総合
    6位 (2007/3/26)  ⇒  8位 (4/2)
  • TOWER RECORDS 福岡 アルバム総合
    9位 (2007/4/2)
  • TOWER RECORDS ロック&ポップス アルバム
    2位 (2007/3/26)  ⇒  2位 (4/2)  ⇒  6位 (4/9)  ⇒  11位 (4/16)
収録曲
01SOMEONE TO LOVE
4つ打ちビートとチープ感のあるキーボードのフレーズが印象的なディスコ・ポップ・ソング。キャッチーなメロディは勿論、ニューウェイヴ・フレイヴァーが随分と増している。バック・ヴォーカルに元ホールのメリッサ・アウフ・ダー・マウアが参加。
02'92 SUBARU
ストレートなアメリカン・ロックに挑戦した疾走感のある爽快なサウンドは、タイトル通り車のドライブを連想させる。力強く前向きなメロディも楽しいが、ハンドクラップやピアノの音色が楽曲のさらなる高揚感を煽る。
03YOLANDA HAYES
ヨランダ・ヘイズという架空のキャラクターを主役にしたナンバーは、ブラスなどをフィーチャーした1960年代ロックのように軽やかなナンバー。ポップなメロディに乗せて紡がれるロマンティックな物語は、恋の高鳴りが聴こえてきそうな甘さだ。
04TRAFFIC AND WEATHER
情報社会に疑問を投げかけるようなシニカルさが漂う一曲。デジタル・ビートと歪んだギターをフィーチャーしたサウンドは、デジタル期のプライマル・スクリームを彷彿とさせる。シリアスなのに、その重さを感じさせないサウンド・メイクはさすが。
05FIRE IN THE CANYON
アコースティックなセッションをフィーチャーした軽やかなナンバー。フォーキーでノスタルジックなメロディの心地良さも然ることながら、そよ風のように吹き抜けていく歌声とコーラスのハーモニーの美しさが、うっとりするほど素晴らしい。
06THIS BETTER BE GOOD
センチメンタルな木琴の音色とへヴィなギターという両極端なサウンドが同居した、切なくも甘いパワー・ポップ・チューン。サビで絡み付くビーチ・ボーイズ風のコーラスが、切なさに拍車をかけている。
07REVOLVING DORA
ギターの逆回転から始まるイントロや色彩鮮やかなバンド・セッション、粘っこいギター・ソロなど、全体的に1960年代サイケ・ロックを彷彿とさせるナンバー。あっけらかんとしたヒッピー的なサウンドが現代風アレンジで甦っている。
08MICHAEL AND HEATHER AT THE BAGGAGE CLAIM
バンドの長年の友人である夫婦を題材にしたナンバー。空港を舞台にしたささやかなラヴ・ストーリーを、アコースティック・ギターとロマンティックなコーラスが彩る甘いメロディに乗せて、優しく聴かせてくれる。
09STRAPPED FOR CASH
借金取りに追われる男を歌った詞に、昔のTVドラマの一幕を思い出す。印象的なホーン・セクションを取り入れた、シンプルでありながらも洗練されたサウンドには、スタイル・カウンシルなどからの影響がうかがえる。
10I-95
真夜中の95号線を一人車で走っていく男の歌。アコースティックでもの寂しいメロディが、夜の孤独感とセンチメンタルな心情を見事に体現している。胸に染み入るようなサウンドで心がいっぱいになる一曲。
11THE HOTEL MAJESTIC
80年代のニューウェイヴ系キーボードのフレーズが、ひねくれポップ感を演出するパワー・ポップ・チューン。勢いのある上向きなサウンドと甘いヴォーカルが太陽のように輝いており、聴いているだけで気持ちをポジティヴにしてくれる。
12PLANET OF WEED
間の抜けたギター・リフとハンドクラップ、バーの喧噪やグラスがぶつかり合う音などが随所に盛り込まれており、脱力したサウンドに思わずにやりとさせられてしまう。ラフなセッションながら、芯となっているメロディは揺るぎない。
13NEW ROUTINE
細かく刻まれるリズム・ギターときらめくギター・リフがサビで一気に弾けるグルーヴィなポップ・チューン。ひねくれたキーボードのフレーズや能天気なコーラスも相まって、すべてがカラフルな音の渦となって迫ってくる。
14SEATBACKS AND TRAYTABLES
ハーモニカのイントロがもの悲しい旋律を奏でるアコースティック・ナンバー。カントリー&フォークの色濃いサウンドとセンチメンタルなヴォーカルが融合し、メルヘンチックな世界を生み出している。
15SENSE INTO YOU
ディストーションの効いたヘヴィなエレクトリック・ギターとブギー調の泥臭いリズムが豪快に鳴り響く、ファウンテインズ・オブ・ウェイン流グラム・ロック・ナンバー。クリス・コリングウッドのオーヴァーダビングしたヴォーカルが力強い。
(15)ボーナストラック
封入特典
  • 解説・歌詞・対訳
アーティスト
  • ファウンテインズ・オブ・ウェイン
    米ニューヨークを拠点とするロック・バンド。メンバーはクリス・コリングウッド(vo)、ジョディ・ポーター(g)、アダム・シュレシンジャー(b)、ブライアン・ヤング(ds)の4名。アダムとクリスを中心に1996年に結成し、アルバム『ファウンテイ……
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 魚返明未 日本の新世代ジャズを牽引するピアニストが、新たなトリオでアルバムを発表[インタビュー] みやけん 人気ピアノYouTuber 『俺のヒットパレード!』第4弾リリース!
[インタビュー] Billyrrom 注目の新世代バンドに聞く新章突入と〈HEADZ 〜NEW HOT WAVE〜〉出演への思い[インタビュー] 町あかりの歌謡曲・春夏秋冬 春のテーマは「ディスコ」!
[インタビュー] Arvin homa aya  実力派シンガーの話題曲 アナログで連続リリース[インタビュー] ジェイコブ・コーラー × kiki ピアノ 凄腕師弟コンビ
[インタビュー] 文坂なの \[インタビュー] 人気ジャズ・ピアニストが立ち上げた新レーベル 第1弾は田中裕梨とのコラボ・シングル
[特集] いよいよ完結!? 戦慄怪奇ワールド コワすぎ![インタビュー] you-show まずは目指せ、新宿制覇! 新宿発の楽曲派アイドル・グループがデビュー!
[インタビュー] 想像を超えた創造。タフでラフでラブな一枚 崇勲×ichiyonのジョイント・アルバム[インタビュー] 千住 明、オペラ・アリアをヴァイオリンで 千住真理子とともに20年以上前の編曲スコアを再録音
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015