ミニ・レビュー
サルサの陽気な乗りとソウルのメロウな美しさがひとつに収まった好盤。ブロンクス出身のプエルトリコ系歌手が72年にファニアから発表した6作目で、ラブ・ソングや母国に対する賛歌などでまとめる。「シャフト」ではアイザック・ヘイズの代表曲を見事にカヴァー。
ガイドコメント
ディスコ・ブームの火付け役であり「ジプシー・ウーマン」のヒットで知られるジョー・バターンが、1972年に発表した6作目となるアルバム。革新的な手法でラテン/ポップ・ソウルを聴かせてくれる名盤だ。
収録曲
01ココ・エ
02アイ・ウィッシュ・ユー・ラヴ (パート1)
03アイ・ウィッシュ・ユー・ラヴ (パート2)
04パラ・プエルト・リコ・ボイ (プエルト・リコへ行こう)
05イフ・アイ・ワー・ア・キング (もし王様だったら)
06チャランガリンガ
07ラモーナ
08エル・レグレソ (帰還)
09ムヘール (女)
10シャフト