ミニ・レビュー
ロザリオの15玄義に則った、アルカイックで浮遊感のある響が印象的なカプレ最晩年の名作。弦楽のみの伴奏ながら、「受胎告知」の神秘性や受難の沈鬱さ、終曲「マリアの戴冠」での栄光に包まれた輝きなど、描写性は高い。「栄光の鏡」の前奏曲などメシアンを彷彿させるものも。
ガイドコメント
ドビュッシーとの親交が有名で、ドビュッシーの作品の編曲やオーケストレーションなどで知られているカプレ晩年の代表作。“ロザリオの祈り”をテーマとした合唱曲で、現在唯一のCDとなっている。
演奏
ニコール・コルティ指揮 ブリテン合唱団 ノートルダム・ド・パリ少年聖歌隊員 ベアトリス・ゴセ(S) アンニク・ルーサン,クレール・ラパン(VN) ピエール=アンリ・クスエレープ(VA) ジェローム・ペルノー(VC) ベルナール・カズラン(CB) ファブリス・ピエール(HP)