ミニ・レビュー
フランスの俊秀たちが今回取り上げたはドイツ近代ライネッケ。メンデルスゾーンとブラームスの間の世代。ロマンの色はほどほどに、洗練されたワザで聴かせるその特質が国ぶりを超えて才人たちの遊び心とシンクロ。個々の腕と相即のアンサンブルがさらり卓抜。
ガイドコメント
レ・ヴァン・フランセによるライネッケ。メイエ、ル・サージュらフランスを代表する演奏家たちによって結成されたグループの管楽三重奏曲集という珍しい一枚で、管楽ファンには見逃せない注目度の高いアルバムとなっている。
収録曲
ライネッケ:
01オーボエ、ホルンとピアノのための三重奏曲イ短調op.188
02クラリネット、ヴィオラとピアノのための三重奏曲イ長調op.264
03クラリネット、ホルンとピアノのための三重奏曲変ロ長調op.274
演奏
エリック・ル・サージュ(P) (1)フランソワ・ルルー(OB) (1)(3)ブルーノ・シュナイダー(HR) (2)(3)ポール・メイエ(CL) (2)アントワーヌ・タムスティ(VA)