ミニ・レビュー
かつてのNHKの『若い芽のコンサート』。そのアメリカ版が『フロム・ザ・トップ』。これはそのライヴだが、2009年9月に逝去したカンゼルの最後の演奏会・録音となった。クラシックの間口を広げることに腐心し続けた彼を象徴するかのような一枚である。
ガイドコメント
ガンのために74歳で生涯を閉じたカンゼルの最後のアルバム。若い音楽家のためのラジオ番組『フロム・ザ・トップ』の10周年記念ライヴを収録したもので、カンゼルが10代の若者たちの演奏をしっかりとサポートしている。
収録曲
01ピアノ協奏曲イ短調op.16~第1楽章 (グリーグ)
02ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調op.26~第3楽章 (ブルッフ)
03弦楽のためのセレナーデ (フェイゲンバウム)
04ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056 (J.S.バッハ)
05ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲ニ短調~第3楽章 (メンデルスゾーン)
06ハンガリー狂詩曲op.68 (ポッパー)
07アップワード・ストリーム~第3楽章 (ペック)
演奏
エリック・カンゼル指揮 シンシナティ・ポップス・オーケストラ (1)ジ・ヨン(P) (2)チャド・フープス(VN) (4)ヒルダ・ファン(P) (5)キャロライン・グールディング(VN) クリストファー・オライリー(P) (6)マシュー・アレン(VC) (7)コリー・ダンディー(TS)