ミニ・レビュー
ユニークな編成とサウンドによる、ハードなフリー・ジャズのライヴ。持続と交信を礎とするフィジカルな演奏は、やはり日本的な色味なのかも。「VOLDA1」の後半から入ってくる17弦ベース琴が作り出す異様な音世界が、鬼気せまる世界にすっと引き込んでくれる。“ヴォルダ”は、西ノルウェーの町の名前。
ガイドコメント
ジャズに箏を取り入れること自体異例だが、日本、ドイツ、ノルウェーの混合トリオというのも珍しいアルバム。北欧を中心にツアーも敢行した彼女たちの音楽には、ユニバーサルな音楽の魅力が秘められている。
演奏
八木美知依(20絃箏,17絃箏) ペーター・ブロッツマン(TS,AS,CL,タロガート) ポール・ニルセン・ラヴ(DS)