ミニ・レビュー
ノリや高いテンションで爆進するガーシュウィンではなくて、意外にも落ち着いたノーブルな佇まいを見せる演奏。そうした意味では、少しパンチに欠けると感ずる人があるかもしれないが、それゆえに客観的で繊細な味わいが生まれているのも事実だ。現在だからこそ聴ける演奏なのかも。
収録曲
ガーシュウィン:
01ストライク・アップ・ザ・バンド (管弦楽編) (D.ローズ編)
02ラプソディ・イン・ブルー (F.グローフェ編)
03プロムナード (クラリネットと管弦楽編) (S.バーホヴィッツ 他編)
04キャットフィッシュ・ロウ-歌劇「ポーギーとベス」からの組曲 (管弦楽編) (S.ボーエン編)
演奏
ジョアン・ファレッタ指揮 バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団 (2)オリオン・ウェイス(P) (3)ジョン・フラム(CL)
録音
(1)(4)2012.10 (2)(3)2010.11