ミニ・レビュー
“砂漠のブルース”の代表格グループの2014年作は、なんとカリフォルニアの砂漠にて録音。母国マリ政府からの弾圧をさけるためでもあったというが、米国人ゲストも交え、より今様な音像を持つ、オルタナティヴな情念表現をモノにしている。ジョシュ・クリングホッファーらが参加。
ガイドコメント
グラミー受賞バンドとしても知られる西アフリカ・マリのティナリウェンによる2014年2月発表のアルバム。米カリフォルニアで録音された本作にはジョシュ・クリングホッファーらも参加し、“砂漠のブルース”に新たな魅力を与えている。
収録曲
01TOUMAST TINCHA〜人々は買収された
02CHAGHAYBOU〜シャゲイボーを想い
03ARHEGH DANAGH〜私は伝えたい
04TIMADRIT IN SAHARA〜サハラの若者達
05IMIDIWAN AHI SIGDIM〜友よ、聞いてくれ!
06TAHALAMOYT〜タハラモイトの夢
07SENDAD EGHLALAN〜途絶えない倦怠
08IMIDIWAN AHI TIFHAMAM〜友よ、理解してくれ!
09KOUD EDHAZ EMIN〜虚しい微笑み
10EMMAR〜灼熱の風
11AGHREGH MEDIN〜人類への呼びかけ
12ADOUNIA TI CHIDJRET〜広大な世界
13ISLEGH TAGHRAM TIFHAMAM〜教養と知
14TIN IHLAN〜ほくろのある美少女