ミニ・レビュー
ジャズの技法で即興を許さないクラシック音楽を書き、日本人にもファンが多いロシアの作曲家カプースチン。待望久しかったチェロ作品を集めた一枚が登場。音源そのものが貴重でファン必聴。期待通り、音楽はノリノリ、格好良さの極み。奏者によるピアノ独奏曲からのアレンジや、オマージュ作も面白い。
収録曲
カプースチン:
01二重奏曲op.99
02チェロ・ソナタ第2番op.84
03ニアリー・ワルツop.98
04エレジーop.96
05ブルレスクop.97
068つの演奏会用練習曲op.40〜第3番「トッカーティナ」 (チェロとヴィブラフォン編)
078つの演奏会用練習曲op.40〜第5番「冗談」 (チェロとヴィブラフォン編)
08チェロ協奏曲第2番op.103
ニュス:
09カプースチンへのオマージュ (ラウ編)
演奏
クリスティーネ・ラウ(VC) (1)ペーター・レーヘル(AS) (2)〜(5)(9)ベニャミン・ニュス(P) (6)(7)ニファン(VIB) (8)ニコラス・コロン指揮 ザールブリュッケン放送フィルハーモニー管弦楽団