ミニ・レビュー
いつまでも、何処までも、ヴィヴァルディ! その生涯に98作のオペラを作曲したとされ、自らインプレサリオとなることも目論んでいた……こうした視点から、マルチェッロの著作『当世〜』を“当て馬”に、ヴィヴァルディの器楽作品を劇場風に連ねて溌剌とした演奏を繰り広げるベイエが、またすごい!★
収録曲
ヴィヴァルディ:
01「オリンピアーデ」〜シンフォニア ハ長調RV.725
02ヴァイオリン協奏曲ヘ長調RV.282 (オリジナル版)
03スコルダトゥーラ調弦されたヴァイオリンの協奏曲ロ短調RV.391
04ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.228
05ヴァイオリン協奏曲RV.314a
06ヴァイオリン協奏曲ト短調RV.323
07ヴァイオリン協奏曲ト短調RV.322
08「ヴィオリーノ・イン・トロンバ」のための協奏曲ト長調RV.313
09「ポントスのアルシルダ王妃」RV.700〜第1バレエ ト短調
10ヴァイオリン協奏曲ト短調RV.316〜第3楽章 ジグ (プレスト)
11ヴァイオリン協奏曲変ロ長調「キアーラのために」RV.372a〜アンダンテ
12ラルゴRV.228 (ピゼンデル版?)
演奏
リ・インコーニティ アマンディーヌ・ベイエ(VN)